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スマホ故障

5月の初旬からスマートフォン(iPhone)が故障している。 厳密にいえば、電源が付かなくなってそれっきりだ。
PCに繋いでも認識しないから、バックアップもとれていない。

手続きに時間がかかり、代替機の到着にしばらく時間がかかっている。
この記事を書いている5月下旬になっても、代替機が来ない。
(ちなみに、特にAppleやキャリアに不手際があるわけではない。)

その間、メッセージは見られないし、SNSやアプリケーションのデータは全く見られなくなった。
また、iPhoneで音楽を聴いていたから、音楽を聴くこともめっきり減った。

GmailなどPCで常にログインしているものは確認出来るが、その他サービスにログインしようと思っても、電話番号での認証(SMSでテキストコードが送られてくる)が結構あったため使えていないのも多い。
思いの外、世の中のWebサービスが一つの電話番号に紐づいてることに改めて気付いて愕然とした。

(※ちなみに、iPadはあるのだが、PCとほとんど同じで、電話番号がなければサービスにログイン出来ないし、(これは私の設定の関係があるかもしれないが、)キャリアのアドレスへのメールは確認出来ない。)

とはいえ、もともと私はSNSをほぼ使っていない生活を送っているから、それらのサービスを見れないことで私の生活は幸いにも困らなかった。

色々不便なことはあるものの、実際にこんな環境になってみると、生活は普段と変わりなかった。
むしろ、余計な情報量が減ったことで脳のリソースへの負担が減った気がする。
惰性でアプリを開いたりすることはなくなった。(実際これを機に色々なサービスを解約した。)

引き続き、余計な情報は減らし続けたいと考えている。
これを機に、代替機が来たら、iPhoneに触れる時間を減らすためにどんなことをしようか考えている。
どうにかしてとりあえず、触れるきっかけを減らす必要がある。
少なくとも、
・必要最小限のアプリだけのインストールに止める
・キャリアのアドレスへのメールを、PCメールに設定変更する
・メール・アプリの通知など、確認しなくても良いような仕組みづくりをする(アプリを消す、設定変更するなど)
・使わない時間は電源を切っておく
ぐらいのことは必要かと考えている。

極端な話、スマホの使用用途がアプリケーションが主になるのなら、タブレットとPCに任せて、携帯電話(スマートフォン)は、緊急事態用の電話連絡先のような位置づけでいいかもしれない。
だから、電話は緊急事態用でガラケーのようなもので良いような気もする。

現代において、デジタル端末を一切遮断することは不可能だけど、極限まで減らしたいとは常々思う。

たしかに、情報収集や娯楽のために、極限までの境目にはある程度余裕はあったほうがいいが、出来る限りの制約が必要だ。

陰謀論を主張するわけではないが、スマホやWebサービスなどのプロダクトは、素晴らしい設計に基づいて、人の注意力や興味関心を、そのプラットフォームに維持させるためにあらゆる努力がされている。
間違いなく、人の知的生産活動に影響する。慢性的な注意力散漫状態になる。明らかに、集中力は阻害され、読書量・勉強量・思考量は減るから、身体にもマインドにも影響が出る。

自分にとって重要でない情報を高い精度で削減してくれる仕組みづくりを構築しないといけない。
とりあえず、私は部屋を散らかしがちだから、デジタル以前に、物理的な身の回りの整理・断捨離から始めないと。

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