恥ずかしい話ではあるのだが、最近、タッチタイピングの練習をしている。
とはいえ、PCの使い方に慣れていないという話ではない。
とどのつまり、タイピングミスが多いのだ。
自分ではうすうす自覚はしていたが、最近改めて結構深刻なものであると気づいた。
ショートカットをたくさん覚えていたり、出来る限り効率化する仕組みを作り上げたりしているから業務の作業スピードは平均よりも速いと思うし、タイピングミスが多くとも、タイプスピードも平均以下ではないと思う。(いや、嘘だ。おそらく、タイプスピードは遅い。)
やはり残りの人生、特に職業人生は長いはずだろうから、正確なタイプが出来るにこしたことがない。
タイプミスが多い原因は、指が正確な位置に置かれておらず、自我流でやっているからこそ起こってしまった。
間抜けなことだが、オフィスでも自宅でもタッチタイピング表をカラーで印刷して、机においてそれをちらちら見ながら、タッチタイピングの練習をしている。
この文章を書いている今もそうだ。おそらく、作業速度の向上を実感するのには2ヶ月ぐらいはかかるのではないかと推測している。
正直、非常にやっかいだ。私はやや手が大きいから、わりと癖が強いやり方でタイピングしていただけに、余計窮屈さを感じる。
こんな単純なことが出来ていない自分が情けなくなる。
一方で、このようにゴールが明確に見えている努力は、ストレスがあっても、前向きにとらえること出来るから嬉しくもある。
さて、私は趣味で格闘技をしている。もう始めてから何年も経つのだがまだまだ下手っぴだ。
最近、トレーナーに指摘されたアドバイスも、はじめたばかりの時も言われたような基礎的なアドバイスだった。
当たり前の話ではあるのだが、まだまだ技術が洗練されていない自分に呆れた。
タッチタイピングと同様、ムズムズとしたストレスを感じながら基礎練習を重ねた。
しかし、タイピングでも、格闘技でも久しぶりにこのようなストレスを感じられたことは喜ばしいことだ。
まだまだ成長の余地があるのは元から認識していることではあるが、上述したような根本や基礎のところで改善出来ると、全体への波及効果は高く、質の高い成長が期待出来そうだ。
イライラするが、特別難しいことでもないためプロセスすらも十分に楽しめる。
そして、格闘技もタッチタイピングも他のものも正しい型を身に着けることが、最も堅実であることは改めて感じる。
なんて当たり前な話を書いているのか自分でも呆れてしまうほどなのだが、この久々のムズムズしたストレスが非常に新鮮だったので、少し感動し、ブログに書いておきたくなったのだ。
ムズムズとストレスを感じるような改善を自分で見つけて積極的に取り組まないと成長がすぐ止まってしまうなと思ったし、出来れば根本のところで何か間違っていないかを検証してみたい。
どうやったら成長できるか、どのように成長したいかだけではなく、どうやったらこのようなストレスを感じられるか、どのようなストレスを感じたいかという軸でも新しいことに挑戦してみたい。
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