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RIZIN26に行ってきました

年があけましたね。
昨年始めたzuuhe blogも、はや一年近く経過しました。
昨年はおよそ70本のブログを書きました。
ざっと、5日に1本のペースです。
今年も同じか、少なくなる程度でしょう。(とはいえ、出来るだけたくさん書くつもりでいます。目指せ100本。)

年末の大晦日は、友人と格闘技イベント"RIZIN"の現地観戦に行ってきました。
"RIZIN"にいった感想と、そこで少し気付いたことを書こうと思います。
大半が観戦レポになっています。
したがって、格闘技("RIZIN")の話が入ります。
興味がない人には退屈かもしれません。適宜具体的な部分は読み飛ばしてください。

私は格闘技が大好きで、今も趣味で格闘技をしています。
RIZINはもちろん、K-1や昔でいうとPRIDEなども大好きでした。
マニアほど詳しくはないですが、格闘技にはいつも元気づけられてきました。
学生時代は、当時持っていたウォークマンにMMAやボクシングや空手や柔術などの動画をいれて、電車通学中ずっと見ていました。
ちょっとした進学校だったからか、学校に格闘技のことを話し合える友人はおらず、ひとりでひたすら格闘技の動画を漁って、目を輝かせてました。
今やyoutubeが普及して、選手自身が発信するような時代になりました。素晴らしいですね。

今回、はじめて生の格闘技イベントを見ました。
生で見ることの面白さは格別でした。身体の内側まで会場の雰囲気が入ってきます。
特に煽りの映像からの登場シーンは、すべての選手が羨ましくなるぐらいカッコよかったです。

今年はyoutuberのシバターも出ていましたね。
当初は、ギャグのような位置づけでしたが、煽りVも、登場も、試合もめちゃくちゃカッコよかったです。
彼は間違いなくエンターテイナーでした。

自分がお気に入りの選手が負けても楽しめるし、なんなら勝った相手選手のことを大好きになります。
格闘技の論理としては、強い選手こそが人気が出るべきで、タレント性だけではなく、強い(勝つ)選手のことを好きになる方が選手にとっては嬉しいのではないかと思います。

例えば、私は元谷選手のファンなのですが、井上選手が元谷選手が得意とする寝技で圧倒して見事勝利をおさめたので、井上選手のことが大好きになりました。今後の試合が楽しみです。
試合前、井上選手がリングに入場して、そのあと元谷選手の入場中に、井上選手がリングでシャドーボクシングをしていたのをふと見たのですが、それが凄く綺麗で速かったのが、個人的に印象的でした。

平本選手 vs 萩原選手も非常に楽しみにしており、K-1であのゲーオを倒した平本選手を応援していたのですが、さすが萩原選手が終始圧倒していました。
試合序盤から"平本選手、まずいなー"と思っていたら、やはり負けてしまいました。

散々試合前バチバチやりあっていただけに、萩原選手の試合後、平本選手を切り捨てるパフォーマンスや、追い打ちをかけるようなマイクパフォーマンスも面白かったです。
これぞ格闘技という感じがして、とても興奮しました。非常に魅力的な選手です。国内フェザー級は斎藤選手、朝倉選手筆頭に、王者になるのは簡単ではないですが、応援したいですね。
朝倉未来選手も下馬評通り圧倒していましたね。未来選手の最後のハイキックに身体能力の高さを感じました。美しかったです。
最後の堀口選手も、圧巻でした。堀口選手の実績通りの試合でしたね。

下馬評では、成長著しい海選手が勝つとの見方が少なくとも素人目では多かった気がしましたが、会場でも堀口選手に対する応援の掛け声が多くを占めていましたし、勝った時も多くの人が立ち上がって歓喜していました。
おそらく、堀口選手に勝ってほしいと思った人が多かったのでしょう。私や友人も勝った瞬間、抱き合いました。
もはや国内敵なしが改めて証明された堀口選手にはUFCに再挑戦し、No.1になってほしいですね。

国内屈指のグラップラーかつ最近は格闘技評論家になりつつある青木真也選手の"RIZIN観戦レポ"の有料noteも買って読みました。
先日、情報収集する際は、詳しい人に聞くのが一番良いというブログを書きましたが、まさにその通りでした。
仲間内で、RIZINの話をするのも非常に刺激的ですが、さて、詳しい人の話を聞きたいなと思っていたので、青木選手のnoteはとてもありがたいです。
(プロレス好きの芸人である、くりーむしちゅーの有田さんが確か言っていた話で、昔、プロレスの試合会場の近くで、試合が終わった後に、有名なプロレス評論家が近くのレストランでファンを集めて解説していたみたいな話を聞いたことがあるのですが、まさにそんな感じです。絶対楽しいですよね。)

RIZINは解説のレベルがとても低く、あてにならないため、なおさらそう思います。
解説席にも、あまり格闘技に関連がないと思われる芸能人がいました。
地上波との釣り合いもあるとは思いますが、解説だけならまだしも、なぜか試合後の選手に対して、解説席のタレントから質問を投げかけるという謎の演出もありました。
お互い微妙な空気が流れていて、見ていられないような雰囲気でした。
那須川天心選手も、逆にどうでしたか?とインタビューして天心選手が聞き役に回ってしまうぐらい困っていました。

試合後の選手の記者会見でも、格闘技にも興味がなく、プロのインタビューワーでもなさそうなキャンペーンガール的な女性が、勝利者の傍らに座って、いくつかインタビューする演出も誰が得するんだよ!という感じで、どうにかしてほしいなぁと思います。
逆を返すと、インタビューワーでも、多少口下手な人でも、意味のある質問をする人には全く不快感はないですよね。

やはり、選手が気を遣っている状況は見ていて辛いものがあります。

ただ、個人的にこれらの点に関して、ちょっとした気づきがありました。
メイン試合の解説に、気志團の綾小路翔さんが来ていました。
20年来の格闘技ファンということで呼ばれたようでしたが、正直ほぼ格闘技と関連があるとはいえなそうでした。
しかし、本人はとても謙虚で、余計な発言もせず、純粋なる格闘技ファンを感じさせる姿勢で個人的には最も好感がもてました。

同様に、朝倉未来選手と戦って負けた弥益ドミネーター聡志選手が、試合後インタビューで学生時代から一人でPRIDE等を観に行ったりして、ずっと格闘技に勇気付けられてきたと涙ぐんでいるのを見た時も同じ感覚になりました。
純粋なイチ格闘技ファンと同じ感覚であることに感動し、私も昔の自分を思い出して、感極まってしまいました。

格闘技に限らず、ファンビジネスにおいては、いかに解説席やインタビューワーなど脇役の人であっても、その物自体に興味がなく、さらに愛がないとファンとしては辛く感じてしまいます。
ただ格闘技の経験がある、タレント性があるというだけでは逆効果かもしれません。
一方、格闘技に興味がない層にリーチするためには、興味ないタレントも必要という論理は大いに理解出来ます。

これでおしまいです。最後、ちょっと愚痴っぽくなりましたが、"RIZIN"とても良いイベントでした。人生における最高の思い出の一つです。
本当にただの趣味の話になってしまいました。好きなことについて書くのは楽しいですね。

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