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RIZIN33に行ってきました。観戦レポ。

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
年末の"よいお年を"というお声がけってとても素敵ですよね。そこに独特の暖かい雰囲気が流れるような気がしてとても好きです。

昨年に引き続き大みそかは格闘技イベントRIZIN33に行ってきたので、新年一発目はその観戦レポのような形でブログを書きます。
格闘技興味ない方はあまりイメージが沸きずらいかもしれません。

一昨年の2020年はコロナの影響が今よりも大きかったのもあり、感染対策で座席も一つ飛ばしでした。
ですから、今回のRIZIN33はざっと2倍の人数が会場に来ていたわけですね。めちゃくちゃ人が多かったです。
はじめてLIVEで観戦したのが一昨年でしたので改めてすさまじい数のファンをみて、RIZINは本当に人気イベントなんだなと実感しました。

もともとの格闘技ファンはもとより、朝倉兄弟や那須川天心選手などのスター選手がYoutube・テレビでたくさんのファンを獲得してきたからでしょうし、何よりもプロデューサーの榊原代表の功績ですね。

ちょうど年末に榊原代表がRIZINを立ち上げたころの記者会見の動画をYoutubeで拝見しました。
格闘技ブームの衰退、PRIDEの売却、一度格闘技の業界から身を引いた榊原代表でしたが、ゼロからまた格闘技団体を作る意思決定をしました。
実績や人脈にも同氏にしか出来ないことでしょうから、日本格闘技界、ひいてファンにとっては有難いことこの上ないですね。
すごく素敵な動画ですので、最初の榊原代表のスピーチの部分だけでもぜひご覧ください。
本気でもう一度格闘技団体を作ってやろうと気持ちが伝わります。この動画の冒頭3分ぐらいから。

当初は、ボブサップvs大砂嵐、神取忍vsギャビガルシアとかややイロモノ(といっては失礼ですが)が出たり、
PRIDE時代の知名度をなんとか利用しようとピークアウトした選手をなんとか出していた時代のことを考えると今は大分変わりました。
今はRIZIN純正のスター選手が大会を引っ張っていっているわけですから神様・仏様・榊原様です。
榊原代表はファンからも選手からも人望があり素晴らしいですよね。会見もユーモアがあって面白いです。
あまり取り上げられませんが、榊原代表は会見、スピーチが上手ですよね。日本人でもトップレベルなんじゃないでしょうか。
リーダーとしての素質も含めて、もうちょっと取り上げられてもいいんじゃないかなと思います。

あと、話それますが、毎度RIZINの煽りVは本当に痺れます。YoutubeのRIZIN CONFESSIONSもそうですが。映像プロデューサーの佐藤大輔氏は感情を掻き立てる動画を作る名人です。
あんな動画を作れたらすごい楽しいでしょう。格闘技に関わらず、映像制作にめちゃくちゃ興味が出てきます。
ああいうのやってみたいなあ、誰かそういうのが得意な人にお金を払って教えを請いたいなと思います。2022年やってみようかな。
個人の都合ですがそれが出来たら、自分の業務範囲の中でも動画広告の案件に深く関われそうなので、動画編集・制作を学ぶのに良い方法知っている人いたらぜひ教えてください。(わりと本当に学ぼうかと思ってますのでなにとぞ...) コンタクトフォーム一応置いておきます

さて、今回のRIZINはとても面白かったのは前提として、むむむ?となる試合カードだったり、あれ?となる試合展開だったり、個人的に応援している選手が負けちゃったりと前回の大みそかと比べるとめちゃくちゃ盛り上がったというわけではなかったです。
これは、毎年会場に行っているファンも同じように感じた方もいるように推測します。それでも、大晦日を盛り上げてくれた選手の方々には最大限リスペクトの気持ちを持っています。
青木真也さんのnoteのある部分でも言及されていたことですが、"勝負論として理屈が通らない試合"が多かった気がします。極端にいえば、あってもなくてもよかった試合ですね。
まぁ、前回のメインと比較しても、なんてったって堀口選手がだったわけですから比較対象が悪いですね。

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RIZIN33 観戦レポ・感想
観戦レポといえ全部じゃないです。印象的な試合と、試合内容以外になにか書きたいことがある試合に言及します。どうせ試合内容はYoutubeにあがるので。

ー 太田選手 vs 祖根選手
太田選手もいわゆるRIZINの純正を育てたいという意向にピッタリ果てはまる選手ですよね。太田選手は前回久保選手にも完勝といえる内容で勝利し、今回も完勝でした。とても順調ですが、まだこれぞという選手に勝った経験がないので新の実力値、ポテンシャルはわかりません。
女子の方でいうところの山本美憂選手のような感じで、経験さえ積めば数年以内にその階級(バンダム級)のトップ戦線に食い込むのでしょうか。今、デビュー戦で負けた所選手と戦ったら、どっちが強いのだろうか。
所選手のキャリアでいうと、泣く子も黙るグレイシー柔術のホイラグレイシー選手に勝ったことが、彼のキャリアに一気に火をつけたと思ってます。だからこそ、太田選手も近いうちにこれぞというレベルの選手にインパクトのある勝ち方をする必要がありますよね。
今大会のほかの選手でいうと、ベイノア選手が武田選手に勝っていれば、キャリア的には大きなポイントになったんじゃないかな。

ー シバター選手 vs 久保選手
昨年に引き続きシバター選手、面白かったです。
どうしても会場で試合を何試合も見ていると、結構疲れちゃうこともあるので、シバター選手みたいな試合があると盛り上がり、仕切り直し的な役割にもなります。

入場曲もテンションあがります。

飛びつき腕十字のフィニッシュも良いですよね。ぱっと思いつく限り、昔の青木選手ぐらいしか飛びつき腕十字で一本とっている選手を知りません。
シバター選手、アウトサイダーでもなんか飛びつき腕十字していたような記憶があるのですが、普通に格闘家としての強さを感じました。
あと、HIROYAさんセコンドってなんかいいですよね。HIROYAさんがニコニコしていると、なんか私も嬉しくなります。

負けて進退を考えているという久保選手ですが、ポテンシャルはもちろん、格闘技の言語化能力も高いため、MMAもすごい速度で成長してきたことでしょう。
そんな中でもし、今回で変な方向に久保選手の自信を折ってしまったのであれば、このカードはとんでもない失敗だったかもしれません。
久保選手にとって、勝っても負けてもキャリアにとってポジティブな結果はなかったでしょうからなおさら悲しいですね。

さて、このあと、いくつか試合が続くのですが、特にこれといって私にとってコメントもないので省略します。

ー 浜崎選手 vs 伊澤選手、RENA選手 vs パク・シウ選手
浜崎朱加選手も負けちゃいましたね。しかも、MMAを初めて2年目の伊澤選手が圧倒してしまう試合展開でした。 浜崎選手の寝技レベルも相当高いわけですが、伊澤選手は打撃の経験値がほぼないといっていいレベルで寝技一本で勝負するしかない中で、こんな展開になるのは誰も予想ついていないはずです。
今回のRIZINでは、もっとも番狂わせだったんじゃないでしょうか? (次点は、井上選手 vs 扇久保選手)
(ちなみに、私は事前に伊澤選手について"総合格闘技 解説チャンネル / MMA"というYoutubeチャンネルで予習していたので、ひょっとしたらひょっとするかもとは思ってました。
この動画個人の方がやっているチャンネルですが、投稿主がめちゃくちゃ格闘技や選手情報に詳しく、動画の作りこみもめちゃくちゃ丁寧ですのでとてもおすすめです。登録者は現時点で2万人弱ですが、質がめちゃくちゃ高いです。RIZINに初めて出る選手の予習を、このチャンネルですることがルーティンとなってます。)

さて、RIZIN女子MMAという枠組みの中では、浜崎選手が負けてよかったと思います。
浜崎選手が勝ってもそのあとの展開は特にないというか、選手としては一通り実力のある選手とはやったので枯渇している感じはあります。
海外女子勢も呼ぶにしても浜崎選手と匹敵するレベルの高い選手は来ないし、そもそもUFCやONEにいっちゃいます。その意味で、ONEで活躍中の平田樹選手には頑張ってほしいです。RIZINとは別軸で日本女子格闘技を引っ張っている存在です。
年齢的にも浜崎選手が浜崎選手自身も言っていた通り、自分が若手選手の壁になって挑戦を随時受け入れて圧倒するという流れになるのも一つの方向ですが
それはそれで女子MMAも盛り上がりに欠けますよね。とはいえ、浜崎選手が抜けると全体のレベルが下がり、もっと人気が下がるというジレンマを抱えてます。
日本女子格闘技界を盛り上げるために浜崎選手は国内を選んだわけですが、圧倒した結果当然このジレンマを抱えることになります。

その意味で、結果論ですが、以前浜崎選手がハムソヒ選手に負けちゃったのはRIZINとしては痛手でしたね。
あの試合で一種浜崎選手の天井が見えて、かつハムソヒ選手はそのままONEにいったことで、国内女子MMAは消化不良状態です。

といった背景もあったので、今回伊澤選手が勝ったのは女子MMAの枠組みが再構成された感じでめちゃくちゃ良いことだったんじゃないかと思います。
また、伊澤選手に関して、勝利後のマイクで初めて話しているのを聞いたのですが、話し方も聡明な感じで、人柄も明るく、非常に良いキャラだなと思いました。

RENA選手も負けちゃいました。また、それもおそらく試合組まれた時点では、RENAさんの圧勝を予想されるようなカードだったと思うのでRENA選手からしたら痛いですよね。
しかも、パク・シウ選手も打撃を得意としている同い年の選手ですから余計厳しいものがあります。
RENA選手はMMAでは打撃にキレがなくなっちゃったように見受けられるので、改めてRENAさんはシュートボクシングの選手であって、MMA選手では難しそうだなと思います。
ポテンシャルが高いのは間違いないわけなので、やはり育成環境が合わなかった可能性はありますね。
とはいえ、RENA選手はめちゃくちゃ努力家で華がある選手なので、ここで終わっちゃうのは勿体ないなと思いますがもうやめちゃうかもしれません。

ー 斎藤裕選手 vs 朝倉未来選手
私は斎藤選手のファンで、この試合が私にとってのメインといえました。
朝倉選手もとても魅力的で好きなのですが、斎藤選手のメンタリティやファイトスタイルがめちゃくちゃ好きで、今回は斎藤選手に勝ってほしかったです。
勝ってくれればあとは文句ない、気持ちよく年を越せるぞーと思っていたのでめちゃくちゃ残念で声が出なかったです。
負け方も惜敗というわけでもなく、2Rでダメージを食らってからというもの、完全に流れは朝倉選手だったので、それもファンとしては悲しかったです。

負けた残念な気持ちが尾を引いて、このあとのソウザ選手 vs 矢地選手、朝倉選手 vs 扇久保選手はあまり集中できませんでした。
会場の8割ぐらいが未来選手の応援だったんじゃないかと思います。
試合の合間合間に、会場全体が未来コールをしていて、改めて彼の高い人気ぶりに驚きました。

斎藤選手は前回牛久選手にドクターストップで負けてしまった中なので非常に悪い流れで来ています。
牛久選手に負けた試合も、あまり負けちゃいけない試合でしたが、今回は斎藤選手 vs 朝倉選手ともに負けられない試合でした。

この試合は会場の緊張感が非常に高く、周りでも斎藤選手を応援するファンに対して、大多数の朝倉選手ファンが無言の圧力をかけていて異様な雰囲気でした。
1Rは斎藤選手がいつも通りの冷静な状況判断でポイントを稼ぐような展開でラウンドをとっていたと思いますが、2R以降は朝倉選手が膠着することなく、積極的にリスクをとって攻撃した結果流れをもっていったような試合展開だった思います。打ち合いのような展開にもってかれると斎藤選手は弱いかもしれませんね。

ー ホベルトサトシソウザ選手 vs 矢地選手
サトシ選手は、2021年6月にムサエフとのタイトルマッチがあり、ストーリーも勝ち方もこの試合がとても美しかったので、正直それを今回到底超えられそうではなかったです。
正直力の差は歴然としていて、以前同カードで戦った時から差が大きく縮まったとは思えません。さすがにメイン一歩手前の試合としても物足りなかった感はあります。
実際試合も一方的で、青木選手の指導のおかげもあってか、前回よりも寝技の対応が改善されたかというぐらいで、予想通りサトシ選手の完勝でした。

ライト級はもう外国人選手がいない状況では選手層が枯渇しているので、タイトルマッチとしてもあまり意義はなかったように思えます。
その意味で、サトシ選手が試合後インタビューで、ベラトールに行く意思決定(会場ではよく意図を汲めなかったので真意はわかりませんが)をしたのは本人にとって良いと思います。

国内は間違いなく敵なしなので、ぜひ海外で見たい。

ー 朝倉海選手 vs 扇久保選手、バンダム級トーナメント
結論、扇久保選手が強かった。それに尽きるのですが、このあとのバンダム級全体の展開が難しくなりましたね。
朝倉海選手、井上選手、どちらかが勝てば海外挑戦、堀口への挑戦(現実的には難しいでしょうが)という感じはありました。
幸か不幸か、国内での入れ替わりが継続することで先が見えなくなりました。

海選手が勝つんだろうなーと思ってみてたら、扇久保選手が順調に支配していく展開になりました。
でも、扇久保選手は前回海選手に完敗だったのにも関わらず、ここぞという場面で勝利を収めるのはすごいですよね。

一旦試合に関しては以上です!めっちゃ長文になり最後は適当な感じになっちゃいました。

ー 愚痴パート (読み飛ばしていただいて結構です)
これはもはや愚痴です。試合レポばかり書いて疲れたので、息抜き程度にちょっとだけ書かせてください。
昨年も同じようなことを書いたのですが、RIZINは実況がなんかよく分からないですよね。
例えば、TV中継ではないのであまり聞けたわけではないですが、中川翔子さんは実況席、リングアナウンサーに必要なのでしょうか...(?)
試合前の選手紹介アナウンスの際もなんかクセがあって、ちょっと違和感を覚えますし、それだけでなく以前、RIZINのオンデマンドLIVE中継で観戦した時も思ったことがあります。
例えばアナウンサーから話を振られたときに、質問に対する回答というよりも、とりあえず事前に調べてきたであろう選手の浅い情報をそのまま読み上げていて少し気が散りました。
仕事の場面でもこういう人いるよなーと感じます。聞かれたことではなく、とりあえず自分が話したいことを話す感じのコミュニケーションがどうしても私は好きになれません。
本人も格闘技好きで、一生懸命良かれと思っているやっているはずで、ファンや周りの方から評価されているのでしょう。本人は悪くないと思うので、何とも言えない空回りが起こっている状況です。
一方でRIZINアンバサダーのくるみさんなどは格闘家とかではないのに関わらず、RIZINないし格闘技に興味があるのを強く感じます。ファン目線を持っていますし、質問も的確なので、単純な人選の問題も大きいと思います。
(くるみさんに関して、本人のYoutubeチャンネルがあるのを今見つけました。RIZIN33について語っている動画もあるのですが、これもファンとしてとても共感出来る内容ばかりです。動画も17分ぐらいの長さです。形だけのアンバサダーだったらそんなに語れないです。あっぱれです。)
あとは、しばらく前に萩原京平選手と対談していた動画に出ていたRIZINガールの川目さんとかもRIZINや格闘技に興味があると分かる点で非常に好感を持てました。川目さんはこの動画でしか見たことないので、今何しているかは分かりません。
ただやはり知名度が高くて、うまくこなせる人は少ないのでしょう。個人的にはファンが求めているのはこっちだと思うんだけれど。ここはもうくるみさん、川目さんに育ってもらうしかないのかもしれません...
RIZINに限らず、スポーツにおいて、そもそも観戦に集中したいファンにとっては、プロ実況者以外は要素として省くほうが嬉しいとは思います。
K-1でいう魔裟斗さんのようなプロの目線で話してくれる方は、本当に聞いていて面白いなぁ、魔裟斗さんの実況あるのとないの全然違う(是非いてほしい!)となります。RIZINでいえば、元世界女子MMA・PFP1位のフジメグさんもその役割ですよね。
プロの実況者やファンと同じ目線で楽しんでくれる以外の人はせめて副音声ぐらいにとどめてほしいなと思います。
マーケティング的には、格闘技に興味を持つ人を増やすという目的のために知名度のある芸能人を出すという手法はどの程度のインパクトがあるのでしょうか?

さて、大晦日なんだかんだありましたが、RIZIN33は最高でした。選手みなさんをリスペクトします。
格闘家のメンタリティは崇高なものだと思います。

RIZIN後は、上野でお酒を飲んで、そばを食べてから、浅草寺に初詣して帰りました。

最後に、青木真也大先生の大晦日RIZINについての有料noteですが、RIZINファンの人はぜひ買ってみてください。
(言うまでもないかもしれませんが、こちらアフェリエイトリンクとかではないのでご安心ください。)

ちなみに、今回のブログ、だらだら書いてたら2時間以上かかりました。
あらためて今年もがんばりましょう。

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