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良いやつであること

ついに先月は一件も投稿出来なかった。まずい。
仕事は少し前よりも大分落ち着いて、一難は超えたと自信を持って言えるとは思う。
辛かったが、なんとかなった。よかった。

ブログ本題に入る前に、お仕事を募集し始めました。また、こちらから案件を紹介できる可能性もあります。
以下"私について"というページを更新したので、お時間ある方で興味があればご連絡ください。
私について

あと、もし差し支えなければ読者の方にインタビューしたいです。
試験なのですが、1時間程度雑談をして、その中のトピックや感じたことをブログにしてみたいと思ってます。
興味があればぜひ。

さて、本題に。まず環境についてだ。当たり前だが、環境は非常に大事だ。
独立直後からお世話になっているところで業務中にふと独立前に苦しんでいた余分なストレスが本当に少なくなったと感じた。

例えば抽象的だが、
- 話が通じる (これは非常に重要なこと)
- 業務のスピードが速い
- 日々のオペレーションの変化に対応することを全員がいとわない
など。尊敬できる人が非常に多い。

素晴らしいのは、環境が優れていると、"ただそこにいる"だけで価値がある。
自分が力不足でも、"そこにい"て食らいつくだけで能力がベースアップしている。

逆に言えば、環境の力には個人の力では抗えないように思える。
しばらく前は、とある環境で、とりあえずつらい環境で自分ががむしゃらにやり続けることのむなしさを感じた。
(もちろん、環境のせいだけではなく、私の能力不足も多い。)

その時に書いた一節を少し引用する。全文

"紆余曲折あって、いわゆる就活などはせず、ある知り合いの会社に誘われて入ったわけだけれども、入社して、しばらくたったある時期に、"あ、自分はもう無理だ"と思ったことがあった。"

文脈として、全く同じ意味合いではないが、当時は環境があまりよくなくても何とか自力で結果を出すぞと努力はしてみたけどやはりどう考えても難しかった。

やはり良い環境での現場経験に勝てるものはないと感じる。

最近ようやく業務も安定しつつ携わる業務レイヤも徐々に上がってきた。ただ最近の懸念としては、いわゆる専門性/スキル向上という観点では頭打ちを感じていることは事実としてある。
だからこそ、今いる環境でも業務範囲を広げつつ、せっかく個人事業主になったのだからもっと色んな環境を見てみようと思っている。新しいことにも挑戦したい。
(ある程度、あては見つかっているので、興味がある領域でピンときた人にとりあえず連絡している。この辺りはまた今度書く。)

次に、上記の懸念とはやや矛盾しそうな話だが、スキルに対する価値観がやや変わった。
やはり一緒に働きたいと思われる中で、まず最初に来るのはスキルではないのだろうなと強く感じるようになってきた。
人を採用するときにも、普段働くときにもつくづく思うことだ。

スキルより先に、"良いやつかどうか"というのはやはりクリティカルな問題に思える。
皮肉屋であったり、過剰に自己保守的だったり、偏狭な人は非常にやりづらい。
必ずしも毎回仕事の内容が厳密に定義され、それに従って進むわけではないから、途中途中で違和感を覚えるような振る舞いを見かけるとなかなか悩みどころである。

誤解してほしくないのは、スキルよりコミュ力といったことを言いたいわけではない。
むしろ"建前上で"、良いやつであるスキルみたいなのが非常に重要な気がする。
特に、私のような個人事業主はそれが出来るかどうかで生き死にに関わってくるとは思っている。

こういったことを考えていると思い出すのが、独立前すぐに人に仕事を押し付けたり、何か問題が起こったらすぐにハシゴを外しに来る人などがいた。
それに関しては、当時なんとも理解不能で辟易していた。

ただ、振り返って考えると、彼ら/彼女らなりに合理的だったのだと思う。
というのも、評価というのは間違いなく他者がするものだ。
彼らにとってはその評価が下がらないことの優先度が高く、それに心血を注いでいたのだろうと思う。
目の前のことに集中し、結果を出そうということよりもそちらの優先度が高かったのだろう。
もっと正確に言えば、結果を出すために、それ以外の自分にリスクをもたらしうるものは全力で叩きにいくような感覚だろうか。
個人的にはそこをたたきに行く体力・気力こそがもったいないような気がするし、少なくとも長期的には不利になるように思える。

先の話の言葉を使えば、これらの行動を目の当たりにすると、"良いやつ"とは思えない。
出来る限り距離を取らざるを得ないし、一緒に働きたいとは思わない。

これも主観であるから、彼ら/彼女から見た私もそう映っているかもしれないので、お互いけん制し合うのだろう。

今日はこんな感じで。今月は少なくともあと2本書く。

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