久々の更新。先月は一本も書かなかった。さっき数えたらブログ本数がいつのまにか100本超えていて、今108本目ぐらい。
先月は何かと忙しかった。忙しかったし、良い意味で自分の中で大きな変化があった月だった。
いわゆる独立してからもうそろそろ1年が経とうとしているところだ。
独立したころのブログがこれ。
個人事業主として、なんとかうまくやってこれた。これは幸運のほかない。
最近、既存の案件が落ち着いてきて、リソースが空いてきたもので、案件の手を広げようと動いている。
独立後すぐ知り合いから案件をいただくことができたので、本格的に営業活動というものをしてこなかった。
いろいろ動いてみると、出会いたかった人に会えて、価値のある話が出来て、新鮮な体験ばかり。
ただ、これまでいつか独立するために(まともに案件を獲得出来るように)と少しづつ暗中模索しながら蓄積してきたようなものがうまく実を結んできた。
優秀な方から発注いただけることになったときは当たり前だけれど本当にうれしい。
そして、個人事業主としてここまでいくつか仕事を受けるなかで原則とまでは言わないまでも重要なポイントがいくつかあった。
今回は、このブログを読んでいる人に、将来独立することを決めている人がいるかもしれないので、いくつか注意点を書く。
① 自分自身の価値を低くしすぎない
これは単価の部分でも、精神的な意味でも。
受注することはうれしいのは間違いない。
自分が認められたと思えて、すぐに受注したくなる。
しかし、その場でまぁいいかと受け入れると後々に失うものが多い。
冷静にリスク・リターンを考えて、自分の安全を守ることを優先すべき。
自分が一番大事。つまらないポジショントークには騙されない。
盲目的にとりあえず耐えて頑張れる人はいる。
一部では、それが崇高で、成功する人間の特徴という見方もある。とりあえず数年は何も考えず頑張れるみたいな方もいる。
私は身体もそこまで強くないので物理的に無理できないし、消耗しないように気を付けている。
人にあこがれず、自分が正しいと思うやり方を決めて貫こう。
② 違和感を覚える案件は絶対に受けないこと
一部のフリーランス界隈は特殊で、いかに低価格・長時間働けれる作業者を確保するかのゲームをしているように思える人たちが結構いる。
心底軽蔑するのだけれど、結構いる。
まともなコミュニケーションができない。話が通じない。技術研鑽にも寄与しないので、何の価値もない。
基本、このような案件は案件詳細を聞いていく段階から、おやおやと思えてくる。
その直感は絶対に正しい。
断固として拒否すべき。
このような案件に引っ張られてついつい引き受けて消耗している方々は思いのほか多い。
裏を返すと、焦らないことが肝要。
あなたが業務で良いアウトプットを出していれば、必ず良い機会が来る。
③ 人がやりたがらないことをやろう
独立後は競争しても出世なんてしない。
みんな楽しいことや、かっこいいことをやりたい。
例えれば、みんな施策を考えたり、クリエイティブなことをやりたい。
地味なオペレーションの構築のような退屈なことはやりたくない。
やりたくないから発注する相手がいない。
私もやりたくないが得意なことで案件を獲得することがある。
手前味噌ながら、ある狭い領域で、おそらく私以上にこれに精通している人間はいないだろうというものもある。
非常に退屈だが、競争は全くないので心地いい。
付け足すと、技術そのものも大事だけれど分野・領域の選定が自分の優位性を決める。
④ 良い人たちと付き合おう
結局、これは独立関係なく、一番大事かと思う。つまりは信用。
例えば、知名度があり、キラキラしている人がグレーな商売に手を出していたりするのはめちゃくちゃ多い。
はっきり言って、いかれている。
仕事で成果を出せば、信用のあるクローズドなコミュニティで良い案件が回る。
わけのわからない領域に立ち入っちゃいけない。
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ざっと以上、こんなものだろうか。偉そうに描いたものの私も恥ずかしながら失敗も幾度として日々改善をしている。
いくつも痛い目にあって、なんとか軌道に乗せている。
うまくいかないこと続きで絶望することも多々。そのたびに、周りのいい方々に相談し、助言をいただき、助けられている。
今回書いたようなことはあくまでも私の所感に過ぎない。同じ失敗をしないように役に立てばうれしい。
その時その時、自分の得たいもの、自分がなりたい状態を明確にしながら、最善の手を打ちつづけるしかない。
最後に、お気に入りブログでも紹介している nagabotさんの経歴シリーズが最近再開している。
2022/07/05現在毎週日曜日更新。この再開をずっと待っていた。人の日記をこんなに待つことは人生でないだろう。
独立している人、特に個人事業主には示唆ありふれた言葉ばかり。過去分含めて繰り返し読み込むべき。私は基本これをバイブルとして読み込んでいる。
nagabotさんの独立当初と今私は同じ年齢だけれど、彼は比べ物にならないぐらい優秀すぎるのでおこがましいが、非常に助かっている。
みなさんも読みましょう。では今日はここまで。
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