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手紙屋をはじめます

もちろん郵便屋さんを始めるという話ではない。

最近、喜多川泰さんという作家の『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』という小説を読んだ。

就職活動を控える大学生が、ひょんなことから手紙屋と呼ばれる文通サービスを提供している見知らぬ人間と手紙をやりとりする話である。

作者の喜多川泰さんは、いわゆる自己啓発系の小説形式の作品を多く出している作家である。
(作風は違うものの、夢をかなえるゾウの水野敬也さんなどをイメージいただくとわかりやすいかもしれない。)

もし、よっぽど自己啓発系の小説にアレルギーがない限り、何かしら作品を読んでみるのはおすすめ。

高校生の頃に、彼の作品をたまたま読む機会があって、めちゃくちゃ感激した思い出がある。
世界が変わったという感覚を得た。当時はこの本に出会えて、本当に良かったと感じた。

ただ白状すると、正直何を書いていたか覚えていないし、本当に人生が変わったかといえばそうではないような気がする。
自己啓発は概してそういうものであるのかもしれない。
もちろん、作品が素晴らしいことに変わりはないため、自己啓発書なんて全部無駄と極端な皮肉屋になってしまうほど勿体ないことはない。

今回、本書を読んで、やはり素晴らしい作家さんだなと思ったし、何よりもテーマの手紙屋というのは個人的にとても刺さった。
誰か知らない人と文通をしてみるという体験は非常に興味深いものだ。

文章を書くのは非常に好きだし、折角なので同じようなサービスを個人でぜひやってみようと思う。

さて、サービス内容としては、以下を想定している。

【サービス内容】
- メールで連絡しあう。
- 話題は何でも構わない。
- 文通は上限を10回(10往復)とする。私からは打ち切ることはないが、特にもういいやと思ったらいつでも中止可能。
- 素性を明かす必要はない。 (私も積極的に明かすこともしない。)
- 返信タイミングはお互いの好きなタイミングで。
┗ ちなみに、返信を受け取ってから1週間は最低でも間隔を開けることを推奨する。迅速な返信に対するプレッシャーを懸念するのと同時に、時間が変化して思考が醸成される期待があるため。

【報酬】
- サービスは無料で行う。
- ただもし文通がすべて完了して、もしあなたが何かお返しを考えていただけるならば、それを報酬として頂く。
- 報酬に関して2つ条件がある。
┗ 報酬は大きすぎてはいけない。そもそも0が前提であるから低すぎる分には問題がないものの、大きすぎると受け手として申し訳なさを感じるため。
┗ 報酬を頂くタイミングは、文通が完了して3か月経過してからなど、しばらく経過してからとする。時間が経過したタイミングでさえやってよかったと思ってもらってからいただく方が良いため。

【補足】
- もし差し支えなければで構わないので、やり取りに関してブログに公開したいなとやりとりは公開させてほしい。個人情報は当然伏せる。公開したいやり取りに関しては、事前に許可をとる。

【申し込み方法】
フォームから"手紙屋希望"とメールアドレスを添えてメッセージ頂ければご返信する。
それに対して、あなたからご返信頂くメッセージを1往復目としましょう。

以上。もしよろしければどうぞ。

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