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最近の雑感:友人の資格勉強、ハードワーカー、小話など

ブログを更新したい欲に駆られたので更新する。
とはいえ、書きたいネタがそこまで思いつかないので、例のごとく頭に思い浮かんだ出来事をいくつか。

【1つ目:大学時代の親友の現況】
まず、ブログを書きたいと思ったきっかけとなったものから。
私の大学の頃の親友のうちの一人が、大学卒業後すぐに公認会計士の資格取得のため勉強をはじめた。
おおよそ5年目ぐらいに突入するだろうか。
公認会計士試験には、1次試験と2次試験のようなものがある。
彼は社会人として勤務しながら勉強していたので、勉強時間の確保が難しく、まだどちらも受かっていない。

彼は、大学時代から学部編入のための試験を受けたり、そもそも大学入学前に別の大学からいわゆる仮面浪人で入ってきたり、何かと大学受験レベルのテストを人より経験した回数が多い。
卒業後はそれよりも難しい公認会計士の国家試験に挑むなんて正気の沙汰ではないとは思うが、幸いにも、彼は勉強が楽しいらしい。
私には全く理解できないが、本当に尊敬する。
そして、このブログを書いている前日、12/11(日)は1次試験 (短答式試験と呼ばれる)だった。
それを事前に把握していたので、本日「試験お疲れ。落ち着いたら飲みに行こう。」と飲みに誘った。
卒業してから彼とは一年に一度のペースで会う。

返事がかえってきて、今年は自己採点の結果、受かるかどうかでいうと、ギリギリ落ちたぐらいのラインとのこと。
(70%が合格ラインだとすると、69%ぐらい。例年多少ずれるらしいので、もしかしたら受かっているかもというレベル。)

聞くところ、直近半年は休職して勉強に集中していたらしく、文面からかなり精神的に参っていたように見えた。
応援しか出来ないのが歯がゆいところだが、精いっぱい労いの言葉を送った。(そして、来週飲みに行くことになった。)

お礼の連絡とともに、彼から次のような趣旨のメッセージが送られてきた。
"(私)のことを人間的にも尊敬している。自分の人生の価値などを考えながら、毎日頑張っている姿を尊敬する"と
嬉しい半面、そんな勿体ない言葉をもらえるほど自分って頑張っているのだろうか、としばらく考えた。
そんなに考える時間もなく、結論答えはNoであって、昔自分が想像していた将来の自分と比べた今の差はぞっとするほど隔たりがある。

それは私だけではなく、彼もそうだろうし、ましてや世の中の人もそうだろうなと考えた。
別に自己嫌悪になったわけではない。
予期していなかったいい意味で好転した未来(つまり現在)もあるからだ。
(加えて、私の場合、遠い大きな目標を打ち立てて、日々そのために積み上げるということが出来ない。)

そう思って、「褒めてくれてうれしいけど、全然俺だって全然ダメダメのダメ人間だよ、昔の自分が今の俺を見たら泣く!」という主旨のメッセージをとりあえず送った。

【2つ目:ハードワーカー】
知人の会社で、鳴り物入りで実績のある優秀な方が入社された。
趣味仕事と自称するほどに仕事好きで、本当に精力的に働かれていた。すぐに社内からも信頼を獲得した。
結論から話すと、彼は早期離職してしまった。

簡単に言えば、メンタル的な部分が限界がきたのだろうと察した。
詳しいことは言えないが、事情を少なからず知っているため、とても悲痛な気持ちになった。

燃え尽き症候群とはまた違う、彼自身にもどうしようも出来ない気持ちの切れた瞬間があったんだろうなと想像する。

私もハードワーカーかどうかでいえば、ハードワーカーの分類に入ると思うけれど、やはりどんな環境でもハードワーク出来るわけではない。
例えば、自分がコントロール出来ない環境が多すぎると、鬱屈した日々にしかならない。
私自身もかなりそこは気を付けている。

でも、ハードワーカーの人は人に求められることをしたい方が多いから、頑張りすぎる人が多い。
"いい意味"での自尊心も高いため、人に頼ったり、弱音を吐くこともない。
必然的にハードワーカーは引力も強いから、次々に仕事が舞い込んできて、あるタイミングで急に折れてしまう。

人間だから多少タフでも、環境の力に1人で立ち向かうエネルギーは限られているよなと感じた出来事だった。

【3つ目:未来人】
ちょっと重い話になったので、最後にちょっと小話でもしようかな。
大阪に帰省中に、外出中にリモートミーティングの用事があったからWi-Fi環境もあり充電も出来る個室のカラオケボックスに入った。

数時間作業しながら滞在して、店を出ようとしたら、出口である男性に声をかけられた。

「ここって、何県ですか?」と言われた。

大阪府に間違いないので、「大阪府ですね」と回答した。
瞬時に、なぜ彼がこんな自明の質問をするのか考えた。(※ 県と府の違いクイズとかではないはず。)

可能性としては、彼は急に未来からタイムスリップされて、今ここがどこか分からない状態で、とりあえず目の前の人間に話しかけた。
あるいは、目隠しをされて急にカラオケボックスの前に放たれたドッキリの最中なのかと考えた。

数秒間の沈黙のあとに、彼はこう切り出した。
「あの私、カラオケ予約したのですが、どうやらこの店舗ではないみたいで。」と話した。

結論、「何県」ではなくて、「何店」と尋ねていたらしい。要は、私の聞き間違い。

すぐにGoogleMapで彼が予約した店を検索し、口頭で道案内をして、別れた。

未来人ではなかったな、と歩き始めてちょっと笑った。

以上。

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