睡眠改善を受けてみた

知人が個人向けの睡眠改善の事業を開始したらしくモニターとして受けさせてもらった。
実際に開始して、1週間ぐらいしかたってないから終わったら、まだ内容を追記しようかと思う。

ただ、1週間でも個人的にはかなり効果を感じたため、この時点でブログに書いておこうと思った。

流れとしては、カウンセリングを受けて、診断テストを受けて、毎日睡眠記録を送り、定期的にWeb面談して進捗を話す、という内容だ。
また、その知人は医師ではないので、医療ではなく、あくまでもコーチングのような立て付け。

昔から睡眠の質が悪い。
毎日嫌な夢を見るし、長い睡眠をとったとしても寝起きがめちゃくちゃ悪い。

簡単に診断を受けて、結論私の場合は脳疲労が原因という診断をうけた。
私は運動習慣もそこそこあるし、食生活もそこまで荒れてはいないだけに、納得感はあった。

例えば、仕事の連絡がきていないか常に気になる。(LINE、Chatwork、Slackなどのチャットアプリも常に通知ゼロでないと落ち着かない)
寝る前も通知ゼロで寝たいし、起きてもまず通知をゼロにする作業をしたい。

そのほか、タスクも出来る限り早く消化したいし、先のことも常に心配である。
そうすると、本来自由な趣味の時間などのために確保すべきや、ゆくゆくやりたい事業への進捗がおぼつかない。
その結果、また憂鬱になるというスパイラルが続く。

どんどん状態が悪くなり、常時フラストレーションがたまる状態になる。
タイムマネジメントの観点からいえば、常に今の何気ない不安を解消するための「重要ではない x 緊急なこと」に必要以上の時間と頭のリソースを取られている。

その結果、判断力や気力が低下するため周りの環境も悪くなる。

例えば、部屋の状態。
事務所と家を行ったり来たりしている関係から、家をあまり掃除してしないことが多く、物が煩雑に置かれて汚かった。
掃除もきっちり行わないので、例えばたたまれていない服を片付けなかったりする。

そのような状態が無意識に脳に大きな負荷をかけている。
あまり緊急ではないタスクを先延ばししてしまうようになる。

さて、睡眠改善のために、私の場合は大きく2つの改善アクションが必要だった。
① 脳疲労を減らすためのアクションを意識する
② 入眠・起床までのルーティーンを作る

① 脳疲労を減らすためのアクションを意識する
上にあげた抽象度はあってないのだが、①は意識的な問題で常に意識すべきこと。
脳疲労を減らすために、掃除をクセにする、断捨離もする、物を置く場所を決める、タスクをためない、健康的な食材で自炊するなど。
この"脳疲労を減らす"という言葉がとても私にとってしっくりきた。
やや話はそれるが、コーチングを自分でもやっていて、相手がしっくりくる言葉選びというのは大切だな、と感じる。
クリアに思考したい、慢性的に頭がボーっとする時間が長いという課題を抱えている人には刺さりやすいと思う。

脱デジタルデバイスはずっと課題だし、ゆくゆくはデジタルデバイスに触る時間は1日1時間以内にしたい。
スマートフォンは、本当に便利すぎるがあまり害悪だ。

また、飲み会およびお酒は脳疲労が大きい。
楽しいしリラックス効果もあるが、次の日、またその次の日など疲れが残る。
とりあえず事務所のメンバーと仕事終わりに夕食ついでに飲みに行ったりしていたが、意識的に減らしている。
直近、誘われた飲み会もいくつか断った。
楽しそうな飲み会だったため、やや歯がゆい気持ちもあるが、身体に負担をかけるのはやはり望ましくない。
理想的には、週に1回ぐらいでとどめたい。少なくとも、2日連続飲みたくはない。
とはいえ、飲み会自体は嫌いではないので、必然的に睡眠リズムは崩れるが、あまり潔癖にならないようにしたい。

② 入眠・起床までのルーティーンを作る
入眠90分前には入浴を済ませ、1時間前からスマホを触らない。ノートに次の日やるべきことをまとめる。
起床後も散歩に出かけて日光を浴びる。
これらは、睡眠を改善の本などではほぼ間違いなく書かれているよく知られている内容ではあるが、実際に行動に移すのが難しい。
また、ルーティーンを守るためには、行動を規定することが必要で、逆を言うと、やらないことへの決めの覚悟が必要だ。
例えば、先ほど書いたような、通知が気になるなどはルーティーン以上に、やらないという決めの問題だ。
今はまだ、入眠前に何か通知がきていないかそわそわして気になる。そこで制御する必要が出てくる。

慣れの問題だろう。

睡眠記録用に、Ouraリングという睡眠記録のための常時指に装着するリングも買った。
執筆時点では、まだ届いていないので、感想を述べられない。
身体にアクセサリーをつける習慣がないので、少し心配だがすぐに慣れるだろう。
AppleWatchや、FitBitみたいな時計もありえたが、出来る限り脱デジタルデバイスを徹底したかったので、指輪型を選んだ。

唐突だけど、一旦ここまで。また気が向いたら追記します。

追記_20240428

1か月ほど経った。
一応、まだ睡眠改善は続いている。今このブログを書いているのも朝7時ぐらい。起きてとりあえず朝散歩する。朝活動するのは気持ちいい。 会食が続いたりして、毎日出来ているわけではないが、睡眠はかなり重要な位置づけにしていて飲み会にあまりいきたくなくなる。 あらためて睡眠は量が大事だと思うし、これまでいかに脳負担の高い生活をしていたかを思い起こす。 さて、Ouraリングの話だが、Ouraリングをつけていると、入眠時間や起床時間が正確に出せる。
思ったより正確で、最初はこれぐらいの時間に寝たよな、みたいな概算値を記録していたが、今は分単位で正確な時間が出る。
コンディションやストレス値も表示されるようになって、自分の体調がわかりやすい。
ただ、入眠時間やコンディションが分かったからとって、どうだっていうのか、というのは正直あまり変わらない。
このリングがなくてもいずれにせよ、疲れていたら早く寝るし、コンディションが悪くとも予定していた仕事はやる必要がある。
つまり、ベネフィットがあるかと言われれば、あまりよくわからないというのが正直なところ。
とりあえずまぁデータを集めておくか、みたいな感覚。
他にあるとすれば、思ったよりも、「あれ、指輪つけてましたっけ」って言われ、思ったより話のネタにもなる。

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