文字通り連日のように、AI技術が進化し、AIアプリケーションも新しいツールや機能が出てくる。
SNSでも話題をかっさらっている。
「AI驚き屋」という言葉をはじめてきいたとき、「うまいこというなぁ」と思った。
「AI驚き屋」とは、「このAIがすごい!」といいながら、毎日のように実務に耐えないツールの使い方を紹介しつつ、バズることを第一優先としてフォロワー獲得にいそしむ人たち。
私自身も見るたびに実務に耐えれそうなものは、実際にテストしてみているが、まだまだ実務には耐えないと感じることが多い。
バナーやスライド作成AIなどのクリエイティブ作成は特にビジネスの実務に耐えないものばかり。特に日本語出力があやしいツールも多い。
それでも、周りでもAI研修・AIコンサルが儲かっているという話を聞く。うまく需要に入り込んでいてかしこいなと思うが、何を研修するのだろう。
直近ではジブリ風の画像作成が話題になる。明らかにジブリの映像を学習データとしているのもわかるが、ほぼ間違いなく無断学習されている。
ジブリもどうせ対して訴えてこないだろう。訴えてきても法務レベルが弱いと思われているからこその話だと思う。
あきらかに日本のビジネスが舐められすぎていると感じる。
これは、パトリオティズムの話ではない。
また、ビジネス倫理が重要などのレベルの話ではなく、そもそも法律違反なのだが、日本人でも何も疑問に思わず絶賛し、「イラストレーター終了!」と煽り散らかしている人ばかりだ。
やったもん勝ちの論理だし、今後もジブリに限らずこの流れは止まらないだろう。
ジブリは日本テレビが3割ほどの株を取得し、子会社化しているようだが何をしてるのだろう。
任天堂だったら、まだこのあたりの対応は迅速かつ強大な反抗をするだろうと思う。
さて、私は、GAS・HP・LPなどのコーディングで使うことが多く、1年ほどChatGPTに課金していたが、最近「Claudeの進化がすごい!」と聞き、Claudeで試した。
すると、実際にClaudeの実装力が革新的にいいものが出てきて、文字通りもうコーダーは不要になるのではないかというレベルになり、はじめてAI驚き屋さんたちの言っていることが当たった。
少なくとも、HP・LPはもちろん、バックエンドも含めた新規事業のMVPレベルとして動ける以上のものを1日で開発できる。
基本、コーディングサポートと、議論相手で使っているが、ChatGPTよりも頭が良い。
感動して、ChatGPTは即解約して、Claudeとばかり話すようになった。
これまで、技術を習得したり、技術があるものを雇ったりすることに時間やコストがかかっていたが、設計やオペレーションさえ把握すればもう生成AIで事足りるようになる。
本当の意味で、はじめて生成AIでブレイクスルーを感じた。
ChatGPTは解約後に何か話しかけてもメモリがいっぱいです、としか返さなくなった。むかつく。
「ChatGPT Researchはすごい!」と聞くけど、高すぎてまだ試してない。Claude以外にも、Google NoteBookLLMも素晴らしい。無料リサーチなら、Google NotebookLLMで十分かな。
(Gemini Deep Researchは課金したが、まだ全然大したことなかった。)
DeepSeekは技術としては価値が高いものはわかっているが、まだ試していない。
技術分野の人材紹介サービスはある程度需要が下がってくるのは当然だろうし、SaaSサービスも利用者企業が生成AIで作って、内製化すればいいのでは?と気づくのも遅くない。
もちろん保守は必要だが、わざわざ新規で雇ったり、SaaSを契約したり、まるっと開発を依頼するよりもコストは断然安い。
例としては、Salesforceなどの馬鹿高いSaaSなども内製できるならしてしまおうという企業が増えてくるはずだ。
会計ソフトなどの設計に専門知識が必要なものは、その限りではないと思うが、それでもその流れは止まらないように思う。
(そもそもSalesforceは営業が強すぎて、本来必要ではない組織にまで導入されているのでなおさら。ツールどころか、スプレッドシートとGASで頑張ればできる層も導入している。)
また、生成AI系アプリケーションも、ここ数年いろんな分野で勃興しているが、これらもGoogle,ChatGPT,Claudeなどのプラットフォーマーが機能として追加すればおしまいになる。
上記は実装の話だが、もちろん情報の非対称性を狙うビジネスが軒並みダメージを受けるはずだ。
「自分で何かを作る側」ができないと厳しい。「情報弱者を食う」側は必然的に需要が下がってくる。
その意味で、何かを作る側のプログラマーが消えることは依然ないと思うし、プログラマーだけではなく、クリエイティブ領域もエンタメもデメリットよりもメリットを享受できる立場だ。
手を動かすやつがえらいのは、AIの有無限らない。また技術を習得し、効率化しないと仕事のための仕事ばかりしてしまうのも同様。
私自身も自分で作れるようになることにワクワクしている。
昔、星新一のショートショートで、すべての物事が自動で進み、サラリーマンがただ椅子に座っているだけで、仕事が勝手に進み続ける世界線の話があって、それをいつも思い出す。
その世界線を見てみたい。
以上
© 2025 ZUUHE