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転職しました

以前ブログでも書いた通り、最近転職活動をしていました。
幸いにも良いなと思った企業からオファーを頂いたため、そちらで働かせてもらうことに決めました。

今回は、転職活動で主に考えていたこと2つを書こうと思います。

①価値
転職活動で評価されるのは、スキルと思考の2つだと思われます。
スキルは、経験も含めた能力で、この人は具体的に何が出来る人か、という視点です。
思考は、どんな考え方をする人間か、新しい環境で結果を出す考え方が出来る人か、という視点です。
Gojo&companyのCFO堅田氏が"価値はcreditとtrustに分けられる"と仰っているブログがあり、まさにこの考え方だと思われます。
つまり、【credit = "実績を踏まえた現在価値"】で、【trust = "将来を見越したうえでの現在価値"】です。
後者はいかにコーチャブルな人間かつ、未知な環境・体験において自律的に学んでいける人間か、と言い換えられるでしょう。
今回の転職では、もう転職前とは違った職種・業界にチャレンジしたかったため、creditを正確に伝えたうえで、面談でのディスカッションを通じていかにtrustを感じてもらえるかが分水嶺だったと思います。
結果的に、行きたい企業にオファーをもらえましたが、落ちた企業はいくつかあります。
それらは、職種が異なることによるcreditの軸でのrejectだったと認識しているので、それは現状仕方ないと割り切ることが出来ました。

②相転移
今世の中でどんな相転移が起こっているのだろうというのを考えていました。
要は、いま何が決定的に変わっているのか。そして、その決定的に変わったルールに基づいて、ビジネスが動いていきます。それは何かという点です。
ビジネスにおいて、ゲームチェンジャーの役割となるのは、基本的に"テクノロジー"であることが多いですが、もちろんそれだけではありません。
そして、相転移は基本的にそれはマクロな傾向なので、わかりやすいものです。少なくとも、その道のプロの一部しか気づかないようなものではないと思っています。
衰退する産業というのは、このわかりやすいマクロ環境の変化に乗れているかどうかという話です。
このような話は、変わり続ける竜巻のような変化に、複雑かつ刹那的な意思決定するべきであるというギャンブル的な話が連想されることが多いですが、そうではないはずです。
未来のことなんて誰にもわからないからです。そんなギャンブルではなく、とりあえず相転移が起こったフィールドに移ることが必要です。
そこで何をするかというのは移ってからの話です。
相転移は色んなところで起こっています。すべての相転移を包括するのは現実的にありえません。
多くの人は移りません。それは見てみぬふりをしているのではなく、移る必要がないからです。変化に対応するのが必要な者だけが変わればいいのだと思います。最終的に、遅かれ早かれみんな変化します。

上記二つが主に考えていたことです。
これらがなんとなく軸となっていたので、オファー頂けた際も迷わなかったです。
少なくとも、なんとなしに成長・スキル・裁量権・待遇などを軸に考えるよりもうまく行ったと思います。(結果的に、これらのことは満たされるでしょう。)

次に行くのは、とある国を拠点にするITベンチャーです。職種も業種も変わり、カルチャーも前職とはまったく異なるため、チャレンジングなものになりますが、なんとかやっていきます。

前回の転職活動に関するブログを読み返していたら、文末が、"さて、何はともあれ私の転職は、うまく行くでしょう。がんばります。"というやや無鉄砲にポジティブなしめくくりだったのでちょっと笑ってしまいました。
何はともあれ成功して良かったです。

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